メロディが鳴るクリスマスカードを作ってみよう!
micro:bit(マイクロビット)を始めようキットを使って、オルゴールみたいに開くとメロディが流れるクリスマスカードを作ってみました!
micro:bitが「カードを開いたこと」を検知して音を鳴らすプログラム。micro:bitには光センサーが搭載されているので、「明るさ」をトリガーにプログラムを組んでみたいと思います。
プログラミング
- カードを開いたら(明るくなったら)音を鳴らす
- LEDにハートのアイコンを点灯する
今回のポイントは、micro:bitに搭載されている光センサーを使って、カードが開いたかどうかを調べることです。micro:bitの光センサー(LEDとしての機能も持っています)は、周辺の明るさを知ることができ、明るさは 0(暗い)から255(明るい)の数値で表すことができます。
身近な応用例として、暗くなったら自動で点灯するセンサーライトは、同じように光センサーで明るさを調べる仕組みで動いていますね。
それではさっそくプログラムを作ってみましょう。
はじめてmicro:bitのプログラミングに取り組む方は、こちらのページを最初にご覧ください。プログラミングのやり方などを解説しています。
1. まずはカードを開いたかどうか調べるプログラムです。
変数「カードを開いた」を追加し、カードが開いた場合は値を「真」に、閉じた場合は「偽」にします。
2. 次に、カードが開いたらメロディを鳴らすブロックを追加しましょう。
3. シミュレーターで動作を確認しましょう。
エディター画面左側にあるmicro:bitのイラストがシミュレーターです。左上の丸い黄色の部分をクリックしたまま動かすことで光センサーの値を変えることができます。
4. 問題なく動いたら、micro:bitにプログラムをダウンロードして実際に動かしてみましょう。
参考プログラム
メロディを開始するブロックには、あらかじめ用意されたプリセットメロディがいくつかあるのですが、そこにクリスマスっぽいメロディが入ってなかったので自作してみました!良かったら参考にしてみてくださいね。
他にもLEDを光らせてみたりいろいろ工夫してみましょう!
工作
カードの折りたたむ部分に切り込みを入れて、飛び出す仕掛けを作りました。私はペラペラの色画用紙を2枚重ねて作ってしまったのですが...micro:bitや電池ボックスを張り付けるにはちょっと頼りないですね。
内側は固めの厚紙を使用するとシャキッとしてきれいな仕上がりになると思います。電池ボックスに厚みがあるので、うまく閉じられるように工夫しましょう!
micro:bitのLED表示が見えるように、飾りのクリスマスツリーの真ん中を四角く切り抜きました。
お誕生日やウェディングのお祝いとしても喜ばれそうです♡ぜひ作ってみてください!