マイクロビットで、動くハロウィンの飾りを作ってみた!

 

ハロウィンの飾りつけ、今年はマイクロビットで動きを加えてみませんか?子どもが大喜びすること間違いなしです!

黒猫ちゃんのしっぽをフリフリさせて、家の陰からオバケが顔を出す仕掛けを作ってみました。どちらもサーボモーターを使って動かします。micro:bit(マイクロビット)で動く猫耳工作キットに入っている部材だけで作っています。

 

色画用紙で好きな飾りを作ります。強度を出すために、全部に厚紙を貼っています。まずは黒猫ちゃん。ここではしっぽを動かすことにしましたが、首を左右に振っても可愛いかもしれませんね。

シッポ側にサーボホーンを貼り付けます。サーボの動きで肝心の黒猫ちゃんが倒れないようにうまく支えてください。

オバケの方は、お家の左側から右側に動いて顔を出すので、お家の左側を高くして、お化けが隠れられるようにしました。どのように動かしたいかあらかじめしっかり決めてから取りかかってくださいね。

サーボホーンはオバケ側に貼り付けます。ただこのオバケのように長い距離を動かすには、付属のサーボホーンでは小さすぎたため針金を使って半径の長さを稼いでみました。竹ひごでもいいと思います。

今回の仕掛けは、サーボモーターという部品を使って動かします。

モーターと聞くと、ぐるぐる回るラジコンのタイヤなんかが思い浮かびますが、サーボモーターはそれとは少し違って、指定した角度まで動かして止める、という制御ができます。

サーボモーターが指す向きと角度の関係は図のようになっています。



では、実際にプログラムを作ってみましょう。まずは猫のシッポです。

猫のシッポ

「高度なブロック」>「入出力端子」>「サーボ 出力する 端子 P0 角度」のブロックを使います。一定間隔でシッポを上下にフリフリと繰り返し動かしたいので、「一時停止(ミリ秒)」のブロックで1秒(1000ミリ秒)を指定します。停止時間はお好みで!

端子は、サーボモーターのコードを接続している方を指定します。今回はP0端子です。

猫のシッポは40度の振れ幅で設定しています。試しに動かしてみるとこんな感じ。実際の工作に合わせて角度を調節してくださいね。


お家からでてくるオバケ

猫のシッポと同じく、「高度なブロック」>「入出力端子」>「サーボ 出力する 端子 P0 角度」のブロックを使います。30度を起点に135度まで移動させることにしました。

ただ30から150まで一気に動かすと速すぎて、ちょっとさせたい動きと違ったので、15度ずつ刻んで動かすことにしました。すると徐々にオバケが現れていい感じになりました!

間の停止時間を0.7秒(700ミリ秒)で指定しましたが、色々試してベストを見つけてください。135度の場所で少しオバケに止まってほしかったので、ここだけ停止時間を5秒(5000ミリ秒)にしています。猫のシッポをP0端子につないでいるので、オバケはP8端子に接続します。ブロックの端子もP8を指定します。


マイクロビットとサーボモーターを使った動く飾りの作り方をご紹介しました!ぜひチャレンジしてみてください♡

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