マイクロビットで動くフォロを作ってみよう!

 

LABO KIDSでは、micro:bit(マイクロビット)で動くロボットを作ることができる、はじめてプログラミングを学ぶ子ども向けの「プログラミング工作キット」を販売しています。

フォロは、モーター、スイッチ、スピーカー、赤外線センサーを搭載した6足歩行ロボットで、micro:bitで命令します。ロボットづくりを通してプログラミング学習にチャレンジしてみましょう!

今回のプロジェクトで使うのは、micro:bit(マイクロビット)で動くプログラミング・フォロです。フォロをプログラムするのに必要な部材が全てセットになっています。

組み立て

フォロの箱の中に入っている組立説明書見ながら、本体の組み立てを行います。まずはじめにパーツが揃っているかを確認してください。組み立ては、注意事項をよく読んでから進めてください。

組立説明書を見てわからない箇所があった時など、こちらの解説動画も参考にしてみてください。

 

プログラミング

それではmicro:bit(マイクロビット)でプログラミングして、フォロを動くかどうか、動作確認をしましょう。※電源スイッチをONしただけではフォロは動きません。 

モーターを動かすプログラム、フォロ搭載赤外線センサーを使ったプログラムを用意しました。 まずはこちらのプログラムをmicro:bitに書き込んで、フォロが問題なく動くことを確認しましょう!

サンプルプログラムの読み込み方法
紹介しているプログラムをmicro:bitの開発環境で開く方法は、 チュートリアルページ「共有プログラムの読み込み方法」で紹介しています。

 


 

サンプルプログラム①

歩かせてみよう!
Aボタンを押すと2秒前進、Bボタンを押すと2秒後進します。 

 

「アイコンを表示」ブロック「一時停止(ミリ秒)」ブロックはツールボックス「基本」の中に、「デジタルで出力する」ブロックは「高度なブロック」>「入出力端子」の中にあります。 「P0▼」部分を選んで、「P13」もしくは「P14」を指定しましょう。

「アナログで出力する」ブロックを使って、歩くスピードを調整することもできます。「値」の数値が大きいほど速く歩きます。

 

「アナログで出力する」ブロックは「高度なブロック」>「入出力端子」の中にあります。
※「アナログで出力する...値 1023」ブロックの歩くスピードは、「デジタルで出力する...値 1」ブロックと同じスピードです。

 


 

サンプルプログラム②

胴体を回転させてみよう!
Aボタンを押すと左に、Bボタンを押すと右に体を0.5秒間回転します。

 

「アナログで出力する」ブロックを使って、体がまわるスピードを調整することもできます。「値」の数値が大きいほど速くまわります。

 

※「アナログで出力する...値 1023」ブロックのまわるスピードは、「デジタルで出力する...値 1」ブロックと同じスピードです。

 


 

サンプルプログラム③

フォロの赤外線センサーを使ってみよう!
左側のセンサーが反応したら「L」、右側のセンサーが反応したら「R」、左右両方のセンサーが反応したら「W」と表示します。手をかざしてみましょう!

フォロの赤外線センサーの位置

 

 

「デジタルで読み取る」ブロックは「高度なブロック」>「入出力端子」の中にあります。
デジタルの値が1のときセンサーが反応していて、0のときは反応していません。

 


 

サンプルプログラム④

フォロの赤外線センサーを使ってみよう!
赤外線センサーの値は、アナログ値でも読み取ることができます。
右側のセンサーに手を近づけてみましょう。距離に応じて光るLEDの数が変わります。 

 

 


 

サンプルプログラム⑤

赤外線センサーを使って探索しよう!
電源を入れたらフォロが探索し始めます。壁など障害物を見つけたら後ろに戻って方向転換します。

 

 


 

サンプルプログラム⑥

赤外線センサーを使って追跡しよう!デジタル編
センサーの前に手をかざすと、がざしている方向に前進します。

 

 


 

サンプルプログラム⑦

赤外線センサーを使って追跡しよう!アナログ編
手をかざしている方向に前進します。近づきすぎたら、うしろに歩きます。

 

 


 

トラブルシューティング

まずは、下記①~⑤をご確認ください。
それでも解決しない場合は、メーカーへお問い合わせをお願いいたします。contact@switch-education.comまでご連絡ください。 ご連絡の際には、「商品ページ記載のトラブルシューティングは確認したこと」「micro:bitに書き込んでいるプログラム」を一緒にご連絡ください。
※プログラムの共有方法は、チュートリアルページをご参照ください。

①フォロが動きません。

電源スイッチはONになってますでしょうか。スイッチは、頭の側面にあります。

②電源スイッチを入れましたが、フォロが動きません。

micro:bit (マイクロビット)をフォロにセットしていますか?そして、セットしたmicro:bitにはプログラムを書き込みましたか? 動作確認用のサンプルプログラムを本ページ内に掲載していますのでご活用ください。

③micro:bitにプログラムを書き込んだけど、フォロのモーターが動きません。

モーターのコネクタは、しっかり基板に接続していますでしょうか。 接続向きが間違っている/しっかり奥まで接続していないとモーターは動きません。 コネクタの接続については組立説明書P.21に記載していますので、ご確認ください。

④ ①~③を確認しましたが、フォロのモーターが動きません。

モーターが動いている音は聞こえますでしょうか。「聞こえるけど、フォロは動かない」状況でしたら、組立に問題がある可能性があります。
組立説明書P.5~10に記載されている工程を再度ご確認ください。

⑤完成基板を頭部ケース(プラスチックパーツE1)に入れると電源がOFFになります。完成基板の不良でしょうか?

完成基板のスイッチ部分に装着しているプラスチックパーツE5にバリが残っていないか確認してください。 画像のようにバリが残っていると、頭部ケースに装着した際にバリが電源スイッチを押してしまいOFFとなる場合があります。

電源がONになると、うっすらと赤色LEDが点灯します。

 


 

補修パーツの購入

紛失や破損などにより補修用のパーツが必要な場合には、下記ご確認の上、 contact@switch-education.comまでご連絡ください。 ※同梱の組立説明書P.32と同じ内容です。

コメントを残す