光るクリスマスリースを作ってみよう
こんにちは、平山です。だんだん寒くなってきました。もうすぐクリスマスですね。
今年はマイクロビットを使って光るクリスマスリースを作ってみませんか?micro:bit(マイクロビット)のフルカラーシリアルLEDテープを繋げれば、チカチカ点滅させたり、ひとつずつ色を変えてレインボーにしたり、思い通りのパターンでLEDを光らせることができます。

今回のプロジェクトで使うLABOKIDSパーツは、micro:bit(マイクロビット)をはじめようキットに入っている、micro:bitとUSBケーブル、そしてワークショップモジュールとフルカラーシリアルLEDテープの4種類です。
プログラミング
今回のプロジェクトでは、マイクロビットのフルカラーLEDテープを使います。LABO KIDSで販売しているフルカラーLEDテープは、LED30個が等間隔でつながっているものです。両面テープ付です。
それぞれのLEDには0~29の番号が振られていて、コネクターがついている方から数えます。全て同時に光らせることもできるし、指定した番号のLEDだけを光らせることもできます。
さっそくプログラムを作ってみましょう。マイクロビットでフルカラーLEDテープのプログラムを作るには、拡張機能のNeopixel(ネオピクセル)を使います。ツールボックスの「拡張機能」から探してくださいね。
全てのLEDを光らせて、点滅するプログラム
①まずはマイクロビットに「フルカラーLEDテープを使うよ」と教えてあげるところから。「最初だけ」のブロックに画像にあるブロックを組み合わせます。使うLEDテープのLEDの数は30個なので、数字を30に変更します。

②次はLEDを赤色で点滅させます。「ずっと」の中に「stripを赤色に点灯する」ブロックと、「黒色に点灯する(=消灯する)」ブロック、そして間に「一時停止」ブロックを入れます。停止時間の長さによって点滅速度が変わります。好きな長さで設定しましょう。ここでは1秒にしてみます。

指定した場所のLEDを光らせるプログラム
「ずっと」の中に「stripの0番目のLEDを赤色に設定する」ブロックを入れて、光らせたいLEDを指定します。0番、1番、2番をそれぞれ違う色で光らせたい場合のプログラムはこのようになります。
Neopixcelには他にも色々なブロックがあります。レインボー色に点灯させたり、光るLEDを移動させたり!30個のLEDをどんなパターンで光らせるか、色々試して、オリジナルのクリスマスリースに仕上げていきましょう。
私は5色で点滅して、Aボタンでクリスマスのメロディが流れるプログラムを作りました。参考にしてくださいね。
工作
100円ショップで見つけた発砲スチロール製のリースベースを使いました。大きさも手頃でいい感じです!(家にあるもの、例えば新聞紙などで輪っかを作っても良いと思います)
で、リースベースに緑の毛糸をぐるぐる巻いていくだけです(笑)
LEDテープを巻きつけて、あとはモールやボンボンで可愛く飾りましょう。モールを使う際に気を付けて欲しいのですが、金属部分がLEDテープの端子(金色の部分)に接触しないようにしてください。LED同士も、万が一通電してしまうと危ないのでくっつかないようにしてくださいね。
LEDテープのコネクターをワークショップモジュールに繋ぎます。コードが3本ありますが、ワークショップモジュール側に貼っているシールと色を合わせて繋げてくださいね。これを間違うと光りません。
最後にマイクロビットを差し込んだら完成です!電源を入れてみましょう。
LEDテープの光るプロジェクト、次回はクリスマスツリーを作ってみたいと思います!お楽しみに☆